病気にかかった患者に常に囲まれている看護師は、自身の身を守るために免疫力をしっかり高めておかなければなりません。
免疫力を高める身体づくりの基本となるのが、バランスの良い食事と十分な睡眠、適度な運動です。そして、ストレスの管理も欠かせません。
まず、バランスの良い食事では、野菜、果物、全粒穀物、良質なたんぱく質を含む食事をバランス良く取るのが良いとされています。
特にビタミンやミネラルは、積極的に摂取しておきたい栄養素です。これらの栄養素は、体を健康に保ち、病気に対する抵抗力を強化してくれます。
次に重要なのが睡眠です。人は寝ている間に身体を修復し、免疫システムを強化しているとされています。そのため、質の良い睡眠を取ることは免疫力を高めるために不可欠なのです。
世間一般的には、毎日7~8時間の良質な睡眠を取ることが推奨されています。
加えて欠かせないのが、適度な運動です。運動によって血流が良くなれば、免疫システムも活性化しやすくなるといわれています。
ただ、過度の運動はストレスになり免疫力を下げる可能性もあるため注意が必要です。
そして忘れてはならないのが、ストレスの管理です。ストレスは身体にさまざまな負担を与え、免疫力を低下させる原因になります。
ストレスを感じる際は、リラックスできる活動をする、十分な休息を取る、好きなことをするなどして、上手に発散させることが大切です。